介護と孤独

介護する側とされる側、その不平等と非対称性について考えます。

『さとしくん』大阪発 こてこてのレトロ !

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『さとしくん』 大阪工業大学のサイトから


いつも録画している、NHKの「あしたも晴れ!」を見ていたら、奇妙な『顔』が出てきた。

四角くて、まるで大きな枕のようだ。
はば40センチメートル、たて50センチメートルぐらいだろうか。
ベレー帽のような黒いモノを被っている。

場所は、70代と紹介された女性の一人部屋で、女性がおもむろに「脊柱管狭窄症について教えて?」と尋ねると、機械音で丁寧に教えてくれる。


女性の『顔』への信頼感が滲み出てくる。

実は、これは、枕ではなく、ロボットだったのだ。

 大阪門真の耳鼻咽喉科 辻川覚志医師が作ったもので、その名も「さとしくん」。

 

でも、この情報がネットでは、なかなか出てこない。

NHKの再放送で、TVの画面はじっくり見直したのだが、この画面をキャプチャーできない。)

ようやく大阪工業大学の「健康寿命の延伸を実現するロボット」の一部として紹介があったので、採用させていただいた。

 

辻j川医師によると「一人暮らし支援ロボット」は約3500人の声を集めて作ったそうで、おひとりさま暮らしでお困りのことには大概こたえられるようだ。

医学的知識のみならず、童謡まで歌ってくれる。

心強い。しかし、どこで入手できるかまでは NHKは教えてくれない。

今どきは、アメリカ由来をはじめ、格好の応答システムが流行っているが、
こんな格好はレトロ、しかし中身は最新鋭の、こんなデバイスも欲しいなあ。