介護と孤独

介護する側とされる側、その不平等と非対称性について考えます。

介護する人々

『介護』という社会的現象が成立するためには、「介護される側」と「介護する側」の両者が必要となる。

 

介護される側については、縷々述べられているので、

前回申し述べたとおり、
ここでは、介護する側について考えていきたい。

 

それも、意識が高く、理想に燃えている人から、
それほどでもないが、なんとなく、まあ、
人さまのお役に立てる仕事がいいなあ・・・
の人まで、幅広く考えていきたい。

 

いま、我が国で、介護の意識が一番高い人ってだれだろう?

 

もちろん、巷に潜んで、有名になることなんか拒み、
自分の理想を追い求めている方も大勢いらっしゃるでしょう。

 

ただ、そんな方は、潜んでいらっしゃるので、当然、わからない。

 

有名人のなかから、探さねばならない。

 

露出度が高いとなれば、当然、インターネットを探す。

 

昔の人なら(といっても、私より若い)、三好春樹https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%A5%BD%E6%98%A5%E6%A8%B9
ちょっと過去っぽい。とはいえ、現在でも基本書として信奉する人は多い。

 

高口光子(たかぐち みつこ)氏などもそうであろう。
https://www.facebook.com/%E9%AB%98%E5%8F%A3%E5%85%89%E5%AD%90-445012292362959/

 

RX組(青山幸広氏)なんかも参考になる。http://www.rx-gumi.com/

 

すこし今っぽくなると、和田行男氏も「注文を間違える料理店」で、注目されている。http://www.mistakenorders.com/

 

ある意味、北原佐和子氏もそうかもしれない。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%8E%9F%E4%BD%90%E5%92%8C%E5%AD%90

 

一方、YouTube でも枚挙にいとまが無い。

山中慎太郎氏…四葉会を主宰、youtube「介護学部マニア学科」をシリーズ化。

 

およそ、介護の世界をめざすなら、以上の方々は存じ上げておいた方が良いと思われる。 

 

ただ、これらの方々は、いずれも『介護』を、それも指導することをビジネスにしようとしいている。

普通に働こうという方々とは、一線を画した、いわば向こう側の方々なのだ。

 

では、ふつうに意識が高い人々はどうなのか。

 

これらの方々は、施設にはいり、また訪問介護の事業所に入り、日々、奮闘している。

驚くのは、そんな方々も、驚くほど学習意欲が高く、知識の吸収力が高いのだ。

先ほどの方々も、そんな方々の支持に支えられて、有名になっている。

 

次回は、わたしが、いま勤務している施設を例にとって説明したい。

 

 

以下は、 建築家が作った施設シリーズ 隈研吾

 

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隈研吾 葉山の森 https://kkaa.co.jp/works/architecture/hayama-no-mori-2/