介護と孤独

介護する側とされる側、その不平等と非対称性について考えます。

『介護認定審査会』と『介護保険審査会』

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市から来た、通知書

『介護認定審査会』と『介護保険審査会』、この二つの介護の審査会があると、紛らわしいというか、頭が混乱する。


前者は、各市町村(特別区)にあって、社会保険の保険事業者として要介護度の認定を行っている。
後者は、各都道府県にあって、要介護度の認定に関し、不服がある人が審査請求を行う。

 

なんで、こんなことを書くかというと、前回、母の要介護度が5になってしまった、と報告したとき、急に段階が上がってしまったので、不満を感じ、再申請したと書いた。

 

そのとき、不満は裁判所に云々と書いてしまったのだが、社会福祉士の資格を有する知人から、裁判所は、まだ関係ないよ、と指摘されたのがきっかけである。

 

なんでも、このテーマは社会福祉士の試験の定番らしく、通常の介護保険は、市の介護保険課が扱うが、不服の申し立ては、都道府県レベルに行くらしい。


今回の市からの通知書にも、まず、市のレベルで判定するが、それに納得できなければ、「東京都介護保険審査会」に審査請求するように、との注意書きがある。

 

法体系的には、まず地域密着で市町村が、それで何か不満があったらもう一つ上の、広域な都道府県が対応するということだろ。

 

その社会福祉士に教わった、比較的分かりやすい、下記サイトをご紹介させていただく。
https://helnavi.com/media/recipient/youkaigonintei_huhuku/?fbclid=IwAR1BXo7zbv3qz8EGq_3AXSxOuPbVuPYDx0q1YdQBo41b-qS1RPaWOgW1pF0

 

それにしても、持つべきものは信頼のおける友人である。
今回も、身に沁みた。

ありがとうございました。